Friday, May 04, 2012

スポンサーシップ活動中止の件

いつもお世話になっております。インド人母子の会における今後の活動についてお知らせいたします。

インド人母子の会は、1994年にIIMCの代表であるスジット・プラモチャリ医師が来日したのをきっかけにスタートさせました。活動するにあた り、会員制は取らないこと、医療援助、教育支援として寄付して頂いた金額はそのままインドのIIMCへ送ることを活動指針としてきました。これは、国内に かかる費用を寄付金に依らないということで、具体的に言えば国内の印刷代、郵便代などはインド人母子の会がまかなうことです。

1994年の活動以来、医療援助として5,780,372円、スポンサーシップとして8,515,390円、合計14,295,762円(2011年末)の募金や資金援助、スポンサーシップ費用を集めることができました。そして、そのすべてを現地に送りました。

今後とも続けたい気持ちがございますが、インド人母子の会を運営、管理しております国重浩一の個人的な理由のために、報告書を作成したり、連絡を 取ったりすることが難しくなってきておりました。そして、このまま継続しては、みなさまにかえってご迷惑をかけてしまうのではないかということを、ずっと 懸念しておりました。

私の個人的な状況とは、ニュージーランドに昨年移住してきたこと、そして、今年の5月に臨床心理士として、東北に出向いて活動することになったこと などです。東北では、宿泊施設に泊まらなければならず、しっかりと連絡を取ることや資料を作成することが難しい状況になっております。

このような状況を踏まえ、現地IIMCのスジット医師やバーナリーとも相談した結果、インド人母子の会のスポンサーシップの活動をいったん中止させ ていただくことになりました。よって、今まで支援していただいた子どもへの支援も中止となります。その際に、今までお世話いただいている子どもたちへの支 援が急に止まり、学校に行けなくなるようなことはございません。次の支援が受けられるように配慮していきますので、ご安心ください。

今まで納めていただいたスポンサーシップ料の最終報告書は、今年7月末頃を目処に集計をして、改めて送付させていただきます。

今後、インド人母子の会の名前は存続させていきますので、ホームページの維持管理は続けていきます。ニュースレターなどを掲載していくことは続けた いと考えております。IIMCのスジット医師やバーナリーとは長きにわたって共に活動をしてきたところですので、今後とも連絡を取るようにしていきます。

途中で中断するようなことになり、誠に申し訳ないと感じております。今までインド人母子の会のご支援本当にありがとうございました。

何かご質問などございましたら、次のメールアドレス(iimcj@ihug.co.nz)に連絡をくださるようお願いいたします。

インド人母子の会
国重浩一

Wednesday, September 14, 2011

Photos by Kikuchi 2008





Photos by Kikuchi 2008, a set on Flickr.

菊池さんがとってくれたデジカメ写真です。

Tuesday, September 13, 2011

Monday, September 12, 2011

ホームページの移転

インド人母子の会のホームページとして借りていたところは、更新できないようになっていました。そのため、次のホームページに移行しました。新しいところでは、ブログ機能もつけていますので、こちらのブログも、徐々に、新しいところに移行していく予定です。

新しいホームページ

http://iimcj.nfacr.net/

Sunday, October 11, 2009

女性平和委員会(女性ピース・カウンシル)

プロジェクトの概要

2008年11月、次の5つのグループが女性平和委員会の中心グループとして選ばれました。

  • ダキ
  • チャァパラ
  • チャクベリア
  • ホグルクリア
  • ブラサダブル

これらのグループは、既存のIIMCの学校やマイクロクレジット支店のある地区から選ばれています。IIMCの平和委員会において、IIMCのスーパービジョンを受けながら活動していきます。平和委員会の女性たちは、すべてIIMCの学校に子供を通わせている母親、またはマイクロクレジットの参加者です。

 

【女性平和委員会の旗】

 

それぞれのグループは、マヒラ・シャンティ・セナ(MSS)という3日間のトレーニングを受けます。ここでのトレーニングは次のような事柄を含みます。

  • インド社会における女性の問題
  • ここの問題に対する解決方法
  • 能力開発
  • リーダーシップの訓練
  • 内部の平和と非暴力
  • ガンジーの思想

トレーニングが終わると、それぞれの地区に戻り、コミュニティのリーダーとして活動を始めます。女性たちは月曜日から土曜日までの3時から5時までの間にミーティングを行います。ミーティングでは、出席をとり、誓いを確認し、日々の問題について話し合います。

IIMCはそれぞれの委員会に、雑誌や新聞を配布していきます。ここで、興味深い記事を切り抜き、スクラップブックに収めていきます。このスクラップブックは、彼女たち自身の村のコミュニティの外における女性の生活をみることができる窓になるのです。

2008年9月にこのプログラムがスタートしましたが、十分に理解され成長することができませんでした。女性たちは定期的なミーティングを継続していましたが、ミーティングのやり方自体を変えることができていませんでした。私たちの役割は、プログラムを活性化させ、成長を促すことです。IIMCとスジット・ブラモチャリ医師の意向は、西ベンガル州における平和委員会の数を倍増させ、既存のブログラムを豊かにしていくことです。